こんにちは!スタッフのカワナです!
大成功に終わった大阪・関西万博での催事。
次は5月にパレードが開催予定です!
今回は、そんなイベントの合間にもぜひ立ち寄ってほしい、大阪のおすすめスポットをご紹介します。
それが、大阪市中央区北浜のオフィス街に現存する「適塾(てきじゅく)」です。
適塾は、1845年に蘭方医・緒方洪庵が開いた蘭学塾で、日本で唯一現存する貴重な建物。
西洋医学の普及に大きく貢献し、福澤諭吉をはじめ、明治維新を支えた多くの人材を育てました。
建物は1941年に国史跡、1964年には重要文化財に指定され、現在は一般公開されています。
洪庵の息子が設立に関わった大阪医学校は、のちに大阪大学医学部へと発展。
適塾があった北浜周辺は、当時から西洋文化の影響を受けやすく、合理的な町人文化の土壌が学問の発展を後押ししました。
適塾での学びは、国家の近代化のみならず、地域医療や公衆衛生の向上にも大きく貢献したのです。
AIの進化など、今や「常識」がどんどん塗り替わっていく時代。
そんな今だからこそ、激動の幕末を生きた人々の想いに触れてみませんか?
ぜひ、パレードや万博のついでに、北浜の歴史スポット・適塾へも足を運んでみてくださいね!